角川総一からのお知らせ

冬眠から醒めました

 しばらくです
昨年11月ごろから開店休業でありました。

そういえば冬眠しているこの間、3冊の本を刊行していたのです。
うち2冊は増補改訂版(為替が動くと・・・)と年度改訂版(日経新聞の歩き方)ですが、
残り1つは新刊本です(経済・金融の数理入門)。

後者の新刊本はこの分野では最も易しい入門書の(はず)です。

経済・金融を学ぶためには最低限の数理感覚が必要なこと、金利・利回り計算の基本、
時間の経過に伴う通貨価値の変動、先物、デリバティブ、債券数理、金融工学と統計の
基本等について、噛んで含めるレベルから説明しておきました。

小学校高学年あるいは中学校半ばですでにして算数、数学から脱落した人でもわかる
レベルで説明してあります。




2012年04月13日(金)

(第24回)あなたの家はインフレに強いか弱いか――その判別法と対策は です。

 

「これから本格的なインフレに対処することを考えるべき派」と「まだまだデフレが続く派」が拮抗しているようです。が、確率的にいえば、向こう10年を見渡しても相当のインフレが来る可能性は高いと思います。

さて、では来るかもしれないインフレから、各家計はどの程度のインパクトを受けるのか。おそらくこれは平均的な「消費者物価上昇率」では測れないはずです。何しろ、家計により消費の内容が相当大きく異なるからです。

家族構成、家族の平均年齢、趣味、収入と支出の関係、収入並びに資産額の多寡等により、当該家計が受けるインフレからのインパクトは異なることは容易に想像がつきます。

さて、それを知るための一助として、購入頻度別消費者物価指数のことをご紹介してみました。

さて、購入頻度別に消費者物価をみると、庶民あるいは低所得者ほどインフレからの影響を大きく受けることが一目瞭然になったのです。さて、あなたのご家庭では?

 

http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail_column4/AC/c5a0f3e9d6cabf67faa8e19aba1f88df/

 

この連載も今回で24回(2年)を数えます。区切りのいいところでひとまず今回で終了といたしました。

これからは、狭義の意味での投資とか経済というテーマに縛られずに、もう少し自由にいろんな雑感を書いていこうかな、と思っています。もちろん、データを通して経済のありようをいろいろな角度からウオッチしていくという発想、並びに経済は連想ゲームであるという視点は持ち続けていくつもりです。

あっ!!そういえば今月はこんなコラムも書いていたんだっけ。

http://lounge.monex.co.jp/pro/special1/2011/11/15.html


2011年11月15日(火)

9月8日 東洋経済オンラインに9月分コラム掲載されました

 

テーマは
(第23回)資産運用の基本的な数字――なぜ金融機関職員やFPまでも複利計算が苦手なのか? です。

今の金融、投資教育に徹底的に欠けているもの。いや主催者側が巧妙に避けているもの。1に実証的なものの見方を啓蒙すること、2に数に対する感覚を養成すること。
かくして、エクセルで複合グラフが描ける人がほとんどいない、べき乗計算やルート計算ができない、投資信託の収益計算ができない等など、金融・経済・投資を語る上で不可欠の前提が欠如しているケース(人)がいかに多いか?

気になったので調べてみたら、義務教育課程で小学校34年でのそろばんの学習は必須だが、電卓は正規のカリキュラムにはない。一体これはなぜ?せめて中学で電卓の授業は必須ではないか?(もちろんそろばんの学習によって数のより本質的な性格を学ぶことが先なのは言うまでもないが)。

 

http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail_column4/AC/4d61c3a92bf89e3d7b9bf857a879b98b/


2011年09月10日(土)

8月16日 東洋経済オンラインに8月分コラム投稿しました

 

テーマは
    なぜ、人は「ヘッジプレミアム」や「特別配当金」なる言葉に幻惑されるのか です。

本が売れるのはまずは題名、次に著者、そして3番目に内容!

いささか世をすねた風の意見であり、私はあまり好きな言い方ではありませんが、

その道の専門家に聞くと、これは結構真実を突いているといいます。

 

その伝で言うと、命名のありよう如何で金融商品が売れるかどうかも大きく変わってくるはず。そうでなくとも、その中身がとても抽象的な金融商品については、よく言えば工夫された、悪く言えばプラス面だけをことさら強調、その影の部分にはまったく触れないキャッチフレーズが目に付きます。

 

その最たるものが、今で言えば「ヘッジプレミアム」。さて如何に?

 

http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail_column4/AC/8bee4f2a1aab3d9a062567f46c8abdb6/


2011年08月16日(火)

6月15日 東洋経済オンラインに6月分コラムアップされました

テーマは
「《株はインフレに強い》は本当かどうか検証しよう
                             ―株価は物価に1勝4敗」
です。
http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail_column4/AC/9be2a15a53a6c314e7250db9dd779685/
まあ、このタイトル通りの話題です。
でも、考えてみれば、世上一般に言われる「株はインフレに強いからね」というテーマが、正しく実証データを携えながら説かれたことはほとんどないという事実は、一体何を意味するのでしょうね?

少なくともある期間を通じての累積データではなく、期中の変動が読み取れる時系列データが必須であるはずだと私は思うのですが。

もしこのコラム中のデータ(で示したスタイル)をご覧になったことがない方であれば、直ちに行なって欲しいこと。
それは「世上一般に流布されている投資の常識」とされるテーマのうち、データの裏付けが得られるはずのモノについては、自らその作業(=データと戯れるという大人の楽しみ!)を始めること。

簡単簡単。近いうちに、誌上セミナーならぬWEBセミナーでも立ち上げてみましょうか?

あ、それから左にある「読んだら使える 日経新聞の読み方」が今週発売の週刊ダイヤモンドの書評で、ちょっぴり取り上げられました。嬉しいなり!「著者の熱意がてんこ盛り」はうれしいですね。
こんなとき、「書いてよかったな」と思います。意が通じた、って感じです。

2011年06月16日(木)

5月17日 東洋経済オンラインに5月分コラム投稿しました

 

テーマは
 なぜ、個別ファンドの元データは公開されないのか
です。
 

http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail_column4/AC/33bd4b29fd67de993b85375125b901bc/


たとえば、主だった日本株アクティブファンドについて、過去3カ月あるいは6か月ごとの対TOPIXの動きの傾向を過去にさかのぼって検証しようと考えたとしよう。しかし、この希望に応えるだけの個別ファンドごとの基準価額、純資産額、分配金のデータを取得しようと思ってもほとんどそれはかなえられない。

ファンドの資産価値はほとんどマーケットの集合体である。しかして、マーケットのデータが少なくとも過去10年くらいの期間の元系列データとして開示されていなければ、ほとんど初歩的なレベルでの分析だって出来やしない。

本来、この種の統一的なデータは投信会社はもとより、数多くある投資信託の評価会社が行ってしかるべき。にもかかわらず、この種のデータがほとんど見当たらないことは何を意味するのか、といったことを書いてみました。

なお、今回は一般投資家の方のブログに触発された記事です。改めて幾人もの方の(無料で読める)ブログをサーフィンしてみると、「おっ!ずいぶんレベルの高いブログが多くなってきたな」と思います。


2011年05月20日(金)

「読んだら使える 日経新聞の読み方」のご紹介

 
読んだら使える 日経新聞の読み方」(新刊 明日香出版社刊)のご紹介
 表題には「日経新聞」とありますが、この本は情報との付き合い方について、書いたつもりです。著者として言いたかったことは、「左脳だけで読むな」ということに尽きます。
 
耳を使って読む、声に出して読む、新聞に3色ボールペンでどんどん書き込んでいく、読んだことは話す、転記する。こんなことを書いてみました。
「五感全部を使って読む」。これがキーワードです。決してテクニカルなものではありません。
情報と付き合うためのもっとも本質的なことを書いたつもりです。

2011年04月23日(土)
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